相場で勝つために最も大切なことの一つは、
「他者が何を考えているか」を読み解く力を持つことです。
マーケットは、無数の参加者たちの思惑や感情が交錯する“人間の集合体”です。
価格を動かしているのは、経済指標でもチャートでもなく、
それをどう解釈するかという「人間の判断」そのもの。
つまり、価格変動の背後には、常に“他者の意図”が潜んでいるのです。
どんな判断がなされ、どんな恐れや欲望が交差しているのか。
それを感じ取り、予測し、先回りすることこそが、
実践投資家に求められる本質的な力です。
しかし、他者の思考は、
自分だけの思考の枠組み——
つまり、自分自身のスキーマや、長年培ってきた“ものさし”の中にとどまっていては、決して見えてきません。
人は誰しも、自分の経験や価値観を基準に世界を見ています。
けれど、相場は自分の都合で動いてくれるものではありません。
“他者”がどう感じ、どう判断し、どう動くか——
その多様な世界を受け入れるためには、自分の思考の外に出ることが不可欠なのです。
自分だけの思考の枠組みや尺度に閉じこもっていては、
決して相場の本質は見えてきません。
だからこそ、「他者の世界」に触れる訓練が必要なのです。
たとえば、チャートノックや受講者さんへの問いかけ——
これらは、自分では決して経験できない“他者の視点”を借りる貴重な機会です。
実際、寄せられる回答を見れば、価値観も論理も、そして感情も、一人ひとりまったく異なります。
人それぞれの考え方や物の捉え方に触れることで、
自分にはなかった「気づき」や「視点」が手に入るのです。
相場で勝ちたければ、チャートの先にいる“他人の心”を読むこと。
そしてその力は、日々「他者を想像する」習慣を持つことで、少しずつ磨かれていきます。
だからこそ、当講座で学ぶ人は“本当に強くなる”のです。

次の問いかけは、3/18に受講者さんに投げかけたもの。
最初のチャートは、9072ニッコン。5/21 3195円上場来高値(修正株価)を驀進中です。課題を出したときの2050円で買っていれば、+1145円+56%のビッグトレンド達成です。
答えを先に言っておきます。どちらも躊躇せずに買っとけです。
どんな心積もりなら買えるんですか?


このチャート、1/23までのものです。銘柄名は伏せます。理想的なトレンドを描いていますが、約1か月半保ち合いになっています。1月の中旬頃は、日経平均がやや回復しつつもすぐ下げてしまうなど全体相場は思わしくありませんでした。
さて、翌1/24にエントリーしますか?しませんか?
エントリーするなら、その理由、根拠を考えてください。
エントリーしないなら、その理由、根拠を考えてください。
この銘柄を買った受講者さんはいらっしゃいますが、報告していただかなくて結構です。
買っている受講者さんは、「あっ、あれか」とすぐわかるはずです。


言わずと知れた三菱重工です。3/3までを表示しました。
さて、どんなルールを持っていたら、3/3もしくは翌3/4に買うことができたでしょうか?
3/3もしくは3/4に買えたか、買えなかったかで、ものすごく大きな差が出ているようです。
どんなルールが必要ですか?
同時に、どんな心積もりが必要ですか?
知恵熱が出るまで考えてください。(この場合の「知恵熱」の使い方は、間違っているようです)
寄せられた回答

よろしくお願い致します。

最初の銘柄ですが、翌日のエントリーはいつもなら行いません。理由は明確な根拠になるような動きが見られていないからです。ただ翌日、ブレイクの大陽線が1本出ることを前提に仕掛けるのはありだと思います。1か月半の保ち合いで買い持ちのポジションも溜まっていそうですし、225が思わしくない中でも上限から下限で60円程度の保ち合いをキープしているということは、何かのきっかけで買われてブレイクするのを待っていて売らない中期、長期ホルダーが多いということだと考えます。
7011ですが、2番底(ダブルボトム)の値動きがイメージできているか、もしくは2000円付近の安くなったところで明らかに買われているなというイメージが持てれば買えるとは思います。心積もりは7011は特に要監視な銘柄であると常に意識しておくことです。7011でなければ流石にこんな昇り龍のような上昇をするとは想像もできなかったと思います。また自分の場合、1/28の窓開けのLCが脳裏をよぎってしまったのもありました。また同じような動きになるのではという結果偏向も邪魔してしまったようです。

7011 三菱重工業
月足.週足.日足ともに上昇トレンドを形成、10月からは2000-2400レンジとなっていた。
3/3 下値支持線反発をすると大きく上昇、一気に40%もの上昇となった。
2024年3月の株式分割から株価は2倍。7011は重要な監視銘柄。
実取引の報告です。
①1/23 2182 → 1/28 2150LC -32 -1.5%
<エントリー根拠>1/23の寄りつきがGUの様子を見て、下値支持線反発と判断してエントリー。
1/27上ひげ陰線、逆指値を買値にしたがGDとなりLCとなった。
②2/28 2029×100
<エントリー根拠>2/25~27のローソク足を見て、2000付近の下値支持線反発とみてエントリー。3/3底値でのWボトム形成とみて増し玉
増1 3/4 2264×100 → 3/7 2394TS +130 +5.7%
増2 3/5 2359×100 → 3/7 2394TS +35 +1.5%
増3 3/7 2523×100 → 3/7 2396LC -127 -5%
本玉 3/10 2346TS +317 +15.6% 逆指値を3/6の安値の下に置いたところTSとなった。両建てをしなかったのは、この価格帯なら再エントリーができると思ったからですが、戦略のルール通りではなかったと思っています。
③3/11 2285×100
<エントリー根拠>3/11寄りつきの後下ひげをつけた後陽線となったので、75日移動平均線を反発とみてエントリー。
増1 3/17 2624×100
増2 3/18 2917×100 → 2771LC -146 -5%
増3 3/19 2813×100
3/19 本玉 増1.3.4 保有継続
ポジションは持っていますが、エントリーはどれも逆張り気味。両建てができていなかったり、律義に100株ずつのエントリーだったり、まだまだなってないです。

1つ目は9072ニッコンです。
高値更新が続き監視はしてました。
いつ頃気づいたかはハッキリ覚えてませんが緩やかに上昇してる認識はありました(買いませんでした)。
2050-2000の非常に狭い値幅で保ち合い、1/24にファンド保有のニュースで売り>買いとなりました。23日まで気づければ、抵抗線ブレイクで買い(24日に買えればベスト)。
24日の大陽線で気づき27日に買う。
上昇三角ブレイクの2/27-28に買う。
もちろんそれ以外の日でもよいです。
ファンドが参入して供給が少なくなる、ファンドに追随する投資家もいるので、売り込まれる可能性は低く、需給は良いです。
三菱重工は、支持線抜けても急落しない、ダブルボトム、出来高増です。心構えは100%上がるではないが、試しに入ってみるです。
私は支持線に対する意識が低いと思いました。上昇上位は毎日見てますが重工も3/3には見てたはずです。でも買わなかった。支持線仕掛けの意識が低かったからと考えました。ここを強化する方法を考えます。似たチャートを集めてみます。

1)9072 ニッコンホールディングス
現在、保有中ですが、1/24以前は監視対象でなかったので、回答します。
回答
1/24にエントリーします。
12/12,12/27抵抗線と11/28、12/25、1/14、17、23の支持線で三角保合い。
11/28、12/25、1/14,17,23に反発し、下値支持線として機能している。
全体相場が思わしくないのにホルダーは持ち続ける選択をしている。
売られない状態から買われるきっかけがあれば株価は上昇する。
また、月足は2024/6以降、高値安値を切り上げている。
1/23時点で翌日の株価に影響を与えるニュースが出るかどうかはわかりませんが、
上昇する前提でエントリーします。
下抜けしたとしても下値支持線の少し下にストップを置けばいいのでリスクは限定
的。
1/24以前にどうやって監視対象にするかが課題。
2)7011 三菱重工業
3/17時点で100万円の含み益になっている受講者さんがいる一方で、
私は3/4までにエントリーできなかったので、3/17時点で〇〇万円台の含み益しか
ありませんでした。どんな心積もりでいれば買えるか?
回答
トレンドフォロアーに大きな利益ををもたらせてくれる銘柄で、防衛関連銘柄が注目される時がくれば、資金が入ってくる。保合期間が長く続いても、反転では毎回、必ず、できるだけ早くエントりーするという心積もりでいれば、1、2、3、4でエントリーすることになり、急騰前に保有できています。今回の場合だと、2/25,26で下値支持線を割り込んだけど、続落せずに2000円で反発。2/27に下値支持線に戻ってきたのを見て、2/28にエントリーします。
今回の問いかけを通して、心積もりの確認ができました。ありがとうございました。

・9072 ニッコン
> 翌1/24にエントリーしますか?しませんか?
> エントリーするなら、その理由、根拠を考えてください。
> エントリーしないなら、その理由、根拠を考えてください。
自分の場合は、前日夜に翌日寄成で買いの発注を入れていますので、1/24にはエントリーしません。
理由(1/23夜の判断)は、1ヶ月半程保ち合いが続いており、もし全体相場(日経平均)が高値更新せずに押し戻された場合、11/27のようなリンス(大衆の振り落とし)がもう一度発生するだろうと考えたからです。
ですが、翌日(1/24夜)の判断で、リンスは発生せず、出来高急騰&大陽線となった事実を受けて、自分が間違ったことを確認できたので、週明け(1/27)寄成でのエントリーをします。
# 但し、実際の10MC実践では、1/24夜の銘柄選定で、翌日(週明け)参入の候補には残っていたのですが、1/27の参入はしませんでした。理由は、他の銘柄を優先したため(両方の銘柄に参入する資金が無かったため)です。その後同じ理由で2/28の参入も見送り、随分遅れての3/14参入でした(^^;
・7011 三菱重工
> どんなルールを持っていたら、3/3もしくは翌3/4に買うことができたでしょうか?
> 同時に、どんな心積もりが必要ですか?
レンジ戦略を練習していれば買えたと思います。
レンジ戦略のような下値支持線反発を確認して参入する場合は、LCを支持線のすぐ下に設定すれば、-5%よりタイトに設定できるので。思惑が外れたら一度すぐに退出(損切)して、次のチャンスでもう一度参入を試みる。
1,2回くらいは損切することを前提に、LCにかからず上昇したらラッキーくらいの心持でトレードするようになりました。
# 10MC実践では、少し早過ぎましたが、2/26参入でした。LCを2/25安値-1ticとしていましたので、2/28にもう少し下げていたら損切退出でした。LCにかからず上昇したのはたまたまですね。ラッキーでした(^^)

「どんな心つもりなら買えるんですか? なぜ、買わないんですか?」
この問いかけは、グサッと胸に突き刺さった。本当にそうだ、何故買わないんだろう? いつ実践トレードするつもりなんだろうと思った。シミュレーショントレードで実績を出してから実践するという計画なので、損失続きの今、とても実践するレベルじゃないと考えてました。
だけど、上手くいかない問題は、
①強い銘柄を選択できない
②エントリポイントのずれの二つだけ。
①防衛力増強の注目を浴びている三菱重工は、十分に強い銘柄、②3/17に出来高多く12%上昇して、3/18は高く寄り付いて利食い売り、2800付近の下ヒゲが買い方の底堅さ、この日売りたい人は売っただろうし、全体相場は上昇モードで、3/19のエントリの根拠とすると、①と②の問題はクリア。
そして、超トレンドフォロー戦略のルールの損切設定は出来るし、10%上昇した時、本玉の逆指値を買値に引き上げることもできるし、含み益を担保に増玉も出来るし、トレーリングストップも設定できるし、手仕舞するか両建てするかの判断も出来る、10%、20%の小さな利益でなく50%、100%の利益をとりにいくという覚悟もある。仮に上手くいかなかったら、その際は仕方がないと、納得もできる。
と、冷静に考えたら、何の問題もないとわかったので、三菱重工100株、281,300円、リスク▼5%(▼14,300円)で買いました。
3/19 エントリE2813,LC2670(-5%)、10%目標3094,50%目標4219.
まさか、今日、実践トレードするとは想像もしてなかったので、気持ちが落ち着きません。
先生の2回目の問いかけががなかったら、買うという行動を起こすことを、考えもしませんでした。背中を押して下さってありがとうございます。AI先生と会話しまくっています。相手が人間だったら絶対にうんざりして嫌になるくらい、しつこく、何度も、具体的に!、もっと深く!、私の考えを述べ、色んな例をあげ、言葉を変え、納得できるまで意見をぶつけています。
なぜ、うまくいかないのだろう、なぜ、強い銘柄を捉えられないんだろう。何が違うんだろうと思ってエントリしたチャートを見ていたら、「高値更新したから入ったのに、すぐ売られた、確率だからしかたがない」と、自問自答してるとき、「何となく」トレードしていることに気がついて、NotebookLMに、「エントリ根拠は、高値更新、上手くいかないのは何故?」と、すなおに聞いてみました。
AI先生は、ずばり、「高値更新の背景にあるチャートの形や指標との関連や全体相場や資金が流入しているかと様々な要因を分析しないと根拠とはいえない」模範解答を示し、「何となく」ではうまくならないと釘をさしてくれます。
更に「トレードのお手本って何? 書道も華道も茶道もピアノも歌もバレーも体操競技も、芸術も、能も歌舞伎も運転も、初心者はまず基礎を覚えるところから始める。先生のお手本を目で見て、それをマネするところからはじめる。私も今まで目に見えるお手本をマネして成長してきたが、今、超トレンドフォロー戦略のルールをマネして練習してるけれど、株価の動きは不確実でどれひとつ同じでないから、チャートを見ていると何がなんだかわからなくなって、いらいらして、勉強が進まない。トレードのお手本は、いったい、何なの?何をまねすればいいのか?」と聞きました。
「いらいらのお気持ちはわかりますが、トレードのお手本はチャートの形ではなく、成功しているトレーダーの考え方や行動パターンです」という解答をもらって、そういうことなのか、投資力養成プログラムの奥底にある先生の考え方や行動パターンがお手本だったのだと、やっと気が付くことができ、チャートの形ではなく、そこから心理を読み、需給を読まねばならないことがわかりました。
Notebooklmは、AI先生です。私が知りたいことに関連するものを一瞬で集めてくれるので、その範疇の実践レポートを読んで他の受講者様が考えていること、真剣に行動されていることを知ることができるし、学んだ投資力養成プログラムの言葉を使って説明してくれるので、すんなりと理解しやすいです。そして、必ず、私が理解できるように住川先生のように質問してと入力するので、AI先生と一対一で会話しているように錯覚してしまいます。チャットGPTもすぐれものですし、すごすぎるAIを紹介して頂いてありがとうございます。
1/23までのチャートから、1/24にエントリします。
根拠は、①2050をネックラインとするWボトムを形成、1/15は二番底。出来高増加、5MA上向き。株価は5MAにそって上昇。下値を切り上げ、1/21以降、ネックラインの直下で様子見状態、1/23低くよりつき下ヒゲ陽線を出現して、売りたい人は売ってしまったと考えられ、ネックラインまで上昇する陽線が買い方の勢いを感じさせる。②保合中に25MAを割り込んだのは1/7と1/14の2回のみ。③保合のレンジが、一番底は2050⇔2000,二番底は2050⇔2010と下値支持線が切りあがっており、買いたい気持ちがあらわれている。④12/25の安値と1/14安値を結ぶ下値支持線と、2050の上値抵抗線とで三角保合を形成しており、収束するにつれて陽線の頻度が多くなって買い方のエネルギが強くなっているように感じられる。

これまで私は、ご縁をいただいたすべての受講者を「必ず稼がせる」という覚悟で向き合ってきました。寝ても覚めても、「どうすればもっと深く伝わるか」「どこでつまずいているのか」「表現方法は正しいか」と自問しながら、毎日が真剣勝負の連続でした。
その中で、ある重大な真実に行き着いたのです。
それは――「最も学ばせてもらったのは、この私自身だった」
何千人もの受講者との対話と試行錯誤の中で、私は「本当に成果を出すために必要なものとは何か?」を、ようやく深く理解できるようになりました。
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